5/さんぽ

 

『年に数回のチャンス、守谷の渡島』

 

沖合およそ170mにある渡島(わたしま)の赤い鳥居が、フォトジェニックなスポットとしてシーズンオフにも人気です。そんな渡島に渡れるチャンスが年に数回あるんです!渡島と砂浜が地続きになる、珍しい現象。「守谷の渡島さんぽ」ぜひにチャレンジしてみて。

 

 

チャンスは年に数回!

守谷海岸の象徴ともいえる、海の中に忽然と現れる岩山。その小さな岩山に赤い鳥居が立つ、渡島。普段は海に浸かっていて、泳がないと辿り着けない島ですが、なんと年に数回、大潮の時には歩いていけるんです。



「さぁ、渡ってみよう」

 

砂浜から岩々が連なり渡島までの道ができています。所々深いところもあり、膝下まで浸かりながらもなんとか渡島まで上陸!島の周りでは海女さん海士さんが、素潜り漁をしています。岩の間には小魚が泳いでいたり、カニが食事をしていたり、ピンクの花のようなかわいらしいサンゴモ(海苔の仲間)が広がって、普段は見られない光景にワクワクしますよ。

 

守谷海岸のシンボル

守谷海岸のシンボルでもある渡島の鳥居は、近くで見ると大きく存在感があり、いつもと逆の鳥居越しに見る守谷の街もまた新鮮な景色でした。島の岩も風や波で削られ、ゴツゴツと鋭くなった岩肌や、なめらかな地形もあったりと近くで見ると新たに気が付くことばかり。

 


守谷の渡島


住所:千葉県勝浦市守谷(下記、マップをご参照下さい。)


渡島まで行けるタイミング:①大潮の日 ②大潮、10㎝以上 ③波が低く風が強くない日 


注意事項:中潮や干潮、10㎝弱でも渡れると思いますが、深いところもあるので水着着用必須です。また、岩が滑りやすいので、足元には十分気を付けてチャレンジして下さい。